2012年6月29日金曜日

ジョゼリア・ロンガット校長が日本を発ちました。
湿っぽいことは嫌い、とのことで、お別れ会もせず、平日の出立でした。

6月25日、月曜の朝、校長のいない保見の学校へ行くと、カンチーニョの教室のホワイトボードに、校長の言葉がありました。

私の愛するひとたちへ
あなたたちを愛しています。
いつも平和と正義を求める、善い人でいてください。
愛をこめて。 ジョー  24/06/2012 

3時過ぎ、やってきた子どもたちは、いつものように補食のおやつを食べ始めました。
ポルトガル語の先生も、日本語の先生も、玄関で保護者や来客の対応をしていましたが、そのうち教室の中から泣き声が聞こえました。

3年生の女の子が泣いていました。
エリアナ先生が戻り、ボードの文字を読み上げると、他の子も泣き始めました。

もちろんこどもたちは、校長がいなくなることを知っていましたが、それが本当になって、とても悲しくなったのでしょう。


こどもたちに「コピーしてほしい」とたのまれたので、ボードの写真を撮って、校長の写真と合成しました。