2012年4月14日土曜日

介護のための日本語 テキスト

テキストが完成しました。
結局締め切りいっぱい編集を続け、三月中は30部程度しか配布できませんでした。お申し込みいただいて送れなかった皆様、申し訳ありません。
3月中の配布も、予算は取れず、センターの負担ということになってしまいました。

今後の配布について、どのような形態、方法で配布するか、ただいま検討中です。
現状センターには作業にあたれる人員がおらず、外部に委託することになりそうです。
CDでの発送で、一部1000円以内を目途に交渉中です。
(社会福祉事務所など公的団体へは当方の負担にて発送いたしますのでお問い合わせください)

CDには1000ページ以上のテキスト、4-5時間の音声が入っています。
科目別になっているので、授業に必要なところだけプリントアウトすれば良く、たいへん使いやすいものだと思います。
外国人ヘルパーにとって悩みの種は、 訪問介護記録や、施設での経過記録ですが、日本語教師にとっても、そのための練習が悩みの種だそうです。
テキストには何度も試行錯誤を重ねた授業で編み出した練習方法を「惜しげもなく公開」(担当者)しており、「記録」作成のための「絵」も載っています。

キーワードに、ポルトガル語、スペイン語、英語の各国語訳がつき、文法部分は例文を全文訳しています。
すべての例文が介護のシーンを想定して作られています。
製作スタッフは「市販教材なら10000円はする」と鼻息を荒くしています・・・。

発送再開の時期ですが、製作スタッフのほうからは、「音声部分について、もう少し保見ヶ丘方式を増やしたい」という要望もあり、早速改定が行われるかもしれません。
 今月中にお知らせできると思います。
情報をご希望の方は


2012年4月10日火曜日

県営住宅への入居制限について

センターでは保見団地の県営住宅への入居制限が、外国人差別、人権侵害にあたると、再三にわたり県へ訴えてきましたが、状況は一向に改善されることはありませんでした。
この件について、センターは愛知県弁護士会にも「人権侵犯救済申立事件」として申立をしていました。
結果3月29日、愛知県弁護士会より、愛知県大村知事あて「要望書」の提出が実現しました。
 大村知事はどのように判断するでしょうか。
「要望書」はたいへんわかりやすい資料となっています。準備が整い次第公開いたしますので、しばらくお待ちください。